長岡市【新潟県立歴史博物館】で縄文に浸ってきました

縄文ブームが来てる友人から
「【新潟県立歴史博物館】に展示してある石棒は見に行った方がいい」
と連絡をもらったので、3歳児と遊びに行ってきました。


重厚感のある自動ドア。
受付で障がい者を提示すると、無料でチケットを出してもらえました。

受付と同じフロアの企画展とかも気になるけど…!
企画展には寄らず、エスカレーターで下に降りる。
芝生コーナーに面した窓が広く、明るく
図書コーナーやパズルなどのおもちゃもあってしばらく遊べる。


常設展示を順路通り周る。
大きな時の流れの始まり
新潟県の旧石器時代・縄文時代・弥生時代・古墳時代
『新潟県のあゆみ』コーナーから始まる。


目の前に行くと話し始める人形にドキドキ。盛りだくさんな展示が面白い。

『雪とくらし』コーナーにもドキドキ。
薄暗いし怖いな…と思いきや
足を踏み入れてみると、懐かしい気持ちになる心地よい空間。

なじみのある冬の薄暗さ、暖かい照明に、雪に囲まれた静寂…

そしてしばらくすると、スピーカーからおばあちゃん達の話声が流れ始める。
なんだろう、思わず涙が出てくる。落ち込んだ日にはここで過ごしたい。

2階に上がり見る風景は
高田の町の雁木の形式と、積もった雪の量を実感できる。
冬って寒いけど、あたたかいんだよな…と若かりし頃の気持ちを思い出す。

『米づくり』コーナーを一瞬で通過し、
3歳児と夢中になってしまった『縄文人の世界』。

[冬の狩り]、[春の採集]から始まり1年を通した風景が復元されている。

家や倉庫が円形に並ぶ縄文ムラの一部が復元された[秋の広場]


縄文人の暮らしの情景に入り込むことができ、こんなの楽しいに決まってる。
縄文人に影響され、3歳児はいつのまにか裸足になってしまってるが
施設の方々も笑ってくれて、「もっと近くで見ていいんだよ」と優しい。

最後の『縄文文化を探る』、ここにお目当ての石棒コーナーが…!

「土偶やさまざまな不思議な形の石器は、
当時の人々が祈りに使ったものだったと考えられる」
わたしにはイメージできないほどの様々な祈りがあったのだろうけど
当時の人々の切実な祈りを想うと
現在、大切な人が元気に過ごしてることがどんなに幸せか…としみじみと感じた。

ネットで見たことある有名な石棒…!
「欲なんて底なしだ…」と落ち込んだ日の自分にも、なんとなく響きました。
そうか、落ち込んだ時は「縄文」か。新しい発見をしました。

研究員による解説も行っていて、すごく面白そうだった。
日時は毎週土日、午後1時から始め、15分程度。
楽しい面白いだけでなく、温かな気持ちを思い出せたり、懐かしさに浸れたり
思いがけず反省したり、新しい発見があったりと…
【新潟県立歴史博物館】激しく心揺さぶれました。

●営業時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
●休館日 毎週月曜日
(月曜日が休日の場合は、その日以後の休日でない最初の日)
年末年始(12月28日~1月3日)
●入館料 一般 520円
高校・大学生 200円
中学生以下 無料
◎障がい者等の観覧料免除あり